
ニセコは外国人が多い街になりました。
冬場になると、世界中からスキー客がやってきます。
また、スキー場周辺には高級ホテルコンドミニアムが立ち並んでいます。
ニセコに日本人お断りの場所がある、という話を聞いたことありませんか?
それほど外国人が増えてきているのです。
その情報が本当なのか、詳しく解説していきます。
また、ニセコに日本人がいない理由を3つ説明していきます。
気になるのが増えている外国人の割合です。
ニセコにどれくらいの外国人がいるのか、今後どうなっていくのかについても紹介していきますね。
ニセコでは以下のホテルが人気です。
高いと言われていますが、実際はどれくらいの料金なのか、チェックしてみるのもいいでしょう。
ニセコは人口5,000人ほどの小さな町です。
スキーが人気の時代は多くの観光客が訪れていましたが、バブルが終わってからは、スキー客が年々減少していきました。
そこでニセコ町は、海外へ向けて誘致活動を行いました。
それが成功して、今は海外から来る観光客の割合が高くなっているのですね。
ニセコに日本人お断りの場所が!?日本人がいない理由と外国人の割合についてなどをまとめてみました。
また、ニセコ観光に便利なおすすめホテルなどもご紹介しますので参考にしてください。
ニセコに日本人お断りの場所がある?
「ニセコに日本人お断りの場所があるの?」こんなびっくりする話を聞きました。
日本なのに、日本人が入れないの?そんなことあるのかなって思い、じっくりと調べてみました。
ネット、Xやフェイスブック、インスタなど情報の源となるものを、あらゆるキーワードを入れてすべて探してみました。
ですが、「日本人お断り」に関する情報はありませんでした。
もし、本当にニセコに「日本人お断り」という看板が出ていたり、張り紙があったとしたら、今の時代は間違いなくネットに拡散されているはずです。
ですが、実際にはそのような画像や文章は1つも出てきませんでした。
つまり、ニセコには日本人お断りの場所はないと考えていいでしょう。
では、なぜそのようなことが言われるようになったのか?
その理由は、ある金融アナリストが「日本人お断り」というタイトルを入れた記事を書いたからです。
それを読んだ人が、勘違いをしてしまったのでしょう。
僕もその記事を読んだのですが、タイトルに「日本人お断り」と書いてあるだけで、文章の中にはなにも書かれていませんでした。
日本語表記がないコンドミニアム販売
ニセコの高級コンドミニアムは、1棟5億円以上するものがあり、中国をはじめ海外の富裕層が購入しています。
このコンドミニアムの販売に当たり、日本語表記での説明がなかった、という話があります。
英語と中国語表しかなかったそうです。
はっきりと日本人お断りと書かれていたわけではないですが、日本語で書かれていない時点で、すでに日本人はターゲットではないということがわかります。
言い換えると「日本人は買わなくていいよ」ということになりますね。
これが転じて日本人お断り、という噂になっていることも考えられます。
世界の富裕層がニセコに集まってきて、何億円もする高級コンドミニアムを買い漁っているのは事実です。
高級不動産の所有者の9割は外国人です。
看板表記は英語がメイン
ニセコの外国人観光客が多い地区では、看板表記は英語で書いてあり、その後ろに日本語で書いてあります。
中には、英語と中国語のみで日本語がない看板もあります。
ホテル従業員も外国人で、基本は英語で話します。
お店の従業員も、お客様に話しかける時はまず「英語」です。
冬のニセコは外国人観光客、富裕層をメインターゲットにしているので、日本なんだけれども外国のような状況になっています。
お店によっては99.9%外国人
世界中から観光客がやってくるニセコでは、飲食店のお客さんが99.9%外国人になることも珍しくありません。
海外の団体客が多くやってくるのです。
これだけたくさんの外国人が来ると、日本人の英語力では対応が難しくなってきます。
そのため、飲食店でもスタッフに外国人を使うお店が増えています。
この状況がまるで日本人お断りのようだ、というニュアンスで書かれたのでしょうね。
ですが、今現在はニセコに日本人お断りの場所はありません。
ニセコに日本人がいない理由
😫ニセコに日本人がいない‼️😫
⏺️不動産所有者の9割は外国人
⏺️経済的に支配しているのは外資
⏺️グローバル化に対応していない法制度の被害者でもあるのがニセコ倶知安
⚠️国は法整備を行うべき‼️🔸一昨日友人たちとスキー行ったんですけど、日本人に一組も会いませんでした😱… https://t.co/6a14To6Qqz pic.twitter.com/IUYODf2ULA
— 参政党(公認)北海道支部連合会 (@sansei_hk) February 21, 2025
ニセコは外国人が多く、上記Xのポストを見ると、スキー場で他の日本人が誰もいないんですって。
なぜ日本人がいないのでしょうか?
その理由を3つ説明していきます。
ニセコに日本人がいない理由 スキー人口の減少
まず、日本人のスキー人口の推移から見てみましょう。
| 年 | 日本のスキー人口(万人) |
|---|---|
| 1993年 | 1800 |
| 2000年 | 1200 |
| 2010年 | 600 |
| 2020年 | 300 |
90年代には国内でスキーブームが起きていて、1993年がピークで1800万人でした。
そこから減少が始まり、2000年には1100万人、2020年には300万人にまで少なくなっています。
人口減少のきっかけはバブルの崩壊で、そこからレジャーが多様化していきました。
スキー以外に手軽に楽しめるアクティビティ、趣味がどんどん出てきたんですね。
以上のデータから、ニセコに日本人がいない理由の1つは、スキー人口の減少が原因です。
ニセコの物価高による
ニセコに日本人がいないもう一つの理由は、ニセコの物価高です。
飲食店が高い、という話はよく聞きますが、スキーのリフト券も高くなっています。
リフト券の値段は年々上昇し続けていて、2025年度には、10,000円を超えました。
これは東京ディズニーランドの入場券よりも高いのです。
この値段を聞いて、ニセコはやめておこう、という方がいるからです。
値上がりの原因は、海外からくる旅行客がどんどん増えているので、その人数をさばくために施設の改善が必要だからです。
一度に大人数が乗ることが出来るゴンドラを設置したりすることで、経費がかかっているわけですね。
外国人による不動産の買い占め
外国人からすると、今の日本は「物価が安い国」に見えています。
ニセコエリアも当然、安いので、旅行に来た外国人が不動産を買っていくんですね。
お土産感覚で買えてしまうほど、安いのです。
そのため、ニセコで新たに作られたホテルコンドミニアムなどの不動産の所有者の割合は9割が外国人なのです。
韓国の財閥や、シンガポールの企業などがホテルを手掛けて作っています。
リッツ・カールトン・リザーブなどの超高級ホテルが次々と建っており、それらも外国人が購入しています。
スタッフも普通に外国人がやっています。
そのため、日本人がいないように見えているのでしょう。
ニセコの外国人の割合は?
冬のニセコは、スキーをするために多くの外国人がやってきて、日本で最も外国人の割合が高い街になります。
北海道新聞によると、ニセコスキー場の外国人割合は85%だそうです。
日本人はわずか15%しかいませんね。
ニセコの外国人の宿泊者数は年々増加しており、約75万人が訪れます。
特に冬のスキーシーズンの来日数は圧倒的で、地元では「ニセコ100日間戦争」と呼ばれるほどです。
ニセコは外国人の居住者も増えている
ニセコに移住してくる外国人の割合は増えています。
住みやすい環境なのでしょうね。
地元でビジネスをしながら、結婚して、こどもも育てる。
1年間で300人ほどの外国人が移住してきています。
ニセコで生まれた子供たちは、地元のインターナショナルスクールに通っています。
ニセコに新幹線の駅ができると外国人はさらに増える
2030年にはニセコに新幹線の駅が出来ます。
駅が出来れば、よりアクセスがよくなり、東京からくる場合も飛行機よりも早い時間で来ることが可能です。
さらに札幌まで新幹線が伸びれば、札幌⇔ニセコ間がわずか25分になります。
ますますアクセスが良くなれば、流入してくる外国人の割合は高くなってくるでしょう。
今後もニセコの外国人の人口増加は止まらないと考えられています。
ニセコのセイコーマートには外国人向けの商品が
ニセコのセイコーマートで冬だけ販売されるイギリスのパン。
麦芽配合でお気に入り! pic.twitter.com/7NEC8QpVPR— バナナムーンゲームズ前田 (@banagamemaeda) February 13, 2025
ニセコのセイコーマートでは、冬の期間だけ外国人向けの食品が販売されます。
イギリスのパンもあります。
「ニセコ」周辺のおすすめホテル
「ニセコ」の周辺には、素敵なホテルがたくさんあります。
ぜひホテルに泊まって、観光も楽しんでくださいね。
ヒルトンニセコビレッジ
この「ヒルトンニセコビレッジ」最大の魅力は、何と言ってもニセコビレッジスキー場に直結していること!
ホテルから一歩出れば、そこは一面の銀世界が広がるゲレンデです。
ウィンタースポーツ好きのご夫婦にはたまらないロケーションですよね。
もちろん、スキー以外にも、冬はスノーシューやスノーモービル、夏はラフティングや熱気球など、一年を通して多彩なアクティビティを楽しめるのも魅力です。
さらに、ホテル内には、北海道の旬の食材をふんだんに使ったバラエティ豊かなレストランや、旅の疲れを癒してくれる温泉大浴場も完備。
アクティブに過ごしたい方も、ゆったりとくつろぎたい方も、きっと満足できる滞在になるはずです。
このホテルの総合評価は「4.00」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「ヒルトンニセコビレッジ」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
このホテルの紹介記事はこちら>>

東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブ
この「東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブ」は、世界で5番目、日本初のリッツ・カールトンのリザーブブランドホテルです。
羊蹄山の雄大な景色を望む絶好のロケーションに位置し、自然との調和を重視した上質な空間で、贅沢なステイを楽しむことができます。
また、スキーリゾート直結という利便性も魅力の一つです。
四季折々の景色を楽しめるこの場所は、リラックスとアクティビティの両方を満喫したいカップルに最適です。
このホテルの総合評価は「3.67」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブ」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
このホテルの紹介記事はこちら>>

ニセコ昆布温泉鶴雅別荘 杢の抄
この「ニセコ昆布温泉鶴雅別荘 杢の抄」は、北海道で有名な鶴雅グループのホテルです。
露天風呂付客室が人気で、お部屋にいながら木の香りがする露天風呂を楽しむことが出来ます。
この旅館の総合評価は「5.00」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「ニセコ昆布温泉鶴雅別荘 杢の抄」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
このホテルの紹介記事はこちら>>

ニセコに日本人お断りの場所が!?日本人がいない理由と外国人の割合についてのまとめ
ニセコに「日本人お断り」の場所があるという噂は、誤解に基づいています。
実際には、そのような場所は存在しません。
この噂は、ある金融アナリストの記事が発端となり、ニセコの不動産所有者の9割が外国人である現状を、あたかも日本人が排除されているかのように表現したため広まりました。
ただ、ニセコで販売されている高級不動産が英語と中国語表しかなく、日本人がターゲットになっていない、という話はあります。
これが転じて日本人お断りになった、と考えられます。
ニセコに日本人がいない状況になっている背景には、主に以下の3つの要因が考えられます。
- スキー人口の減少:
- 1990年代のスキーブームをピークに、国内のスキー人口は減少傾向にあります。
- レジャーの多様化も影響しています。
- 物価高:
- ニセコのリフト券は高額で、他のレジャー施設と比較しても割高感があります。
- 外国人観光客の増加に伴う施設整備が価格上昇の要因です。
- 外国人による不動産の買い占め:
- 外国人投資家による不動産購入が進み、高級コンドミニアムの所有者の大半が外国人です。
- 海外から見て日本の不動産が安価であることも要因です。
ニセコは外国人観光客や居住者が増加しており、特に冬季は外国人割合が非常に高くなります。
2030年の新幹線開通により、この傾向はさらに加速すると予想されます。
そのニセコ道の駅と周辺のおすすめホテル情報をご紹介しました。
ニセコはこれからも外国人の割合が増えていくことが予想されます。
これからどんな変化を遂げていくのか注目しています。




ANA楽パック
JAL楽パック
JR楽パック

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