
小樽には、新鮮な海鮮と精緻な技が光るお寿司の名店が数多く存在します。
中でも際立った評判を誇るのが、お寿司屋「にしづか」です。
地元の漁港から仕入れる新鮮な食材を贅沢に使い、熟練の職人技で作られるお寿司は美味しいと人気です。
ミシュラン北海道ビブグルマンにも掲載されたことがある名店で、美しい盛り付けと共に、持ち帰れる“美味しい思い出”そのものを体験できるお店として、多くの寿司ファンから愛されています。
この記事では、にしづかの魅力、楽しめるお得なランチメニュー、そして小樽駅からのアクセスについて詳しく解説していきます。
にしづかという名店を訪れることでどのような特別な体験をできるのか、その魅力を余すところなくお伝えします。
この「小樽」周辺には、観光に便利なホテルや旅館も多いです。
「にしづか」は正式には「に志づ可」です。
どちらでも大丈夫なのですが、この記事では両方を使っていきますね。
この記事では、小樽にしづかの魅力とは?ランチ完全ガイドと小樽駅からのアクセスについてなどをまとめてみました。
また、観光に便利なおすすめホテル・旅館などもご紹介しますので参考にしてください。
小樽にしづかの魅力とは?
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小樽運河の喧騒から少し離れた高台の住宅街。
閑静な通りを抜けると、木の温もりを感じる和モダンな外観の「にしづか」が静かに佇んでいます。観光客で賑わう運河エリアからタクシーで約10分、1,000円ほど。
あえて観光地から離れた場所にあるからこそ、地元の人々に長く愛され続けてきた逸品が味わえる名店です。
創業から40年、大将の西塚豊氏と息子の西塚周平氏が経営するお寿司屋さん。
店名の「に志づか」の「志」の字は、小樽でお寿司屋さんをやっていく・・・という強い気持ちの表れなのかもしれませんね。
粋な演出と心地よい空間
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にしづかの扉を開けると、そこには洗練された和の空間が広がります。
2014年にリニューアルされ、カウンター6席とテーブル4席、2階大広間(32名)の広さがあります。。
天井には北海道産の一枚板を使用し、照明は柔らかな間接照明で統一。
ゆったりとした空間と、北海道産の木材がもたらす温かみが見事に調和しています。
「お客様のたくさんのニーズにこたえたい」という西塚氏の想いが、至るところに感じられる空間です。
旬の味わい、お通しから始まる幸せ
提供されるお通しは、季節によって変わる西塚シェフの心遣いが表れています。
日本酒の香りが立ち上る柔らかな烏賊の酒蒸しは、かなり長時間煮込まれているようで、柔らかくておいしいと評判です。
圧巻の「勝手包丁」お造り盛り合わせ
「お刺身勝手包丁」と名付けられたお造り盛り合わせは、まさに芸術品。
本マグロ、炙り秋刀魚、北寄貝、平貝、〆鯖、シャコ貝、サーモンという豪華な7種が大皿に美しく盛り付けられます。
4〜5人でシェアしても十分な量で、コストパフォーマンスは驚異的です。
特筆すべきは「炙り秋刀魚」。
表面だけを炙っているようで、脂を程よく流す絶妙な仕上がりになっています。
その結果、秋が旬の魚とは思えない脂の乗りと、爽やかな酸味のバランスが見事です。
創意工夫の一品料理
「ホッキのニンニク醤油炒め」は、和風の居酒屋メニューながらオリジナリティが光る一品です。
ホッキ貝の甘みとニンニクの香ばしさが見事にマッチし、ついつい日本酒が進みます。
「積丹の河豚の唐揚げ」は、積丹半島沖で獲れる高級魚「積丹フグ」を使用していて、河豚の肉の歯ごたえを残しつつも、衣はサクサクに仕上がっています。
さすが、日本料理コンペティションで優勝した技術の賜物ですね。
さらに「天麩羅盛り合わせ」には、旬の野菜と魚介がバランスよく盛り込まれます。
北の酒、厳選の一杯
にしづかでは道内外の厳選された日本酒を楽しむことができます。
「純米 東川米(北の誉)」は、小樽市の酒蔵が地元の東川米を100%使用した特別な一本。
わずかな酸味とすっきりした後味が特徴で、どの料理とも相性が良い万能選手です。
「特別純米 陸奥八仙ISARIBI 火入れ」は、青森の銘酒「陸奥八仙」の中でも、特に魚料理に合わせるために造られた特別なシリーズ。
辛口でキレがあり、脂の乗った魚との相性は抜群です。
「梵 ときしらず」は、福井県の蔵元「加藤吉平商店」が手掛ける限定酒。
「時知らず」という名前は、飲むと時間を忘れてしまうほど美味しいという意味が込められているようです。
フィナーレを飾る極上の握り
最後を飾るのは、やはり握り寿司。
一人前10貫は、北海道の海の幸を中心に構成されています。
小樽沖で獲れた新鮮な食材を使われているようで、牡丹えび、雲丹、ホッキなど新鮮な海の幸を楽しむことが出来ます。
地元から愛される理由
「にしづか」がビブグルマンに選ばれたのは2017年のこと。
しかし、その評価以上に、地元の人々からの愛が厚いのが特徴です。
地元のタクシー運転手が口を揃えて「地元でもすごく評判いいんですよ」と言うのも納得。
若大将の西塚周平氏(42歳)は、札幌の料理学校を卒業後、札幌の日本料理店で修業。
2008年に小樽に戻り、父と二人でお店を切り盛りしています。
2010年には「第2回日本料理コンペティション決勝大会」で160名の料理人の中から頂点に立ち、全国的にその名を知られることになります。
店舗基本情報
にしづか(に志づか)
住所:小樽市高島4丁目9番14号
電話:0134-34-2838
営業時間:昼11:30~14:00(L.O.13:30)、夜17:00~20:30(L.O.20:00)、
定休日:火曜日
座席:カウンター8席、テーブル3卓(計20席)
おすすめ来店シーン
- デートや記念日:落ち着いた店内と絶品料理で、特別な日を彩ります
- ビジネス接待:知る人ぞ知る名店で、相手に「目利きの良さ」をアピール
- 家族での会食:世代を問わず楽しめる料理と、アットホームな雰囲気が魅力
訪問者の声
「運河近くの観光客向け寿司店とは一線を画す、真の北海道の味が堪能できる店。地元民に愛される理由が分かった」(東京・40代男性)
「値段以上の価値がある。特に勝手包丁は芸術品。一皿で北海道の海の豊かさを感じられる」(大阪・50代女性)
「人柄が料理にも表れている。技術だけでなく、心のこもった料理に感動した」(北海道・30代女性)
地元民の間で人気のにしづか。
観光スポットから少し離れた静かな場所だからこそ、本物の小樽の味を求める方に訪れてほしい名店です。
小樽にしづかのランチ完全ガイド
に志づ可では、ランチタイムにも、ディナータイムにも引けを取らない、ハイクオリティなお寿司や料理をお手頃価格で楽しむことができます。
今回は、数あるランチメニューの中から、特におすすめの2つのメニューをご紹介します。
楽味【たのしみ】で贅沢ランチ
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楽味(たのしみ)は、想像をはるかに超える豪華さです。
シャコや北寄など、北海道ならではの新鮮なネタがたっぷり。
特に、シャコと北寄の甘みは絶品です。
鮪の濃厚な味わいや、鱒の北海道らしい風味も印象的で、握りだけでなく、酒肴も充実していて、どれも手が込んでおり、特にホタルイカのスモークは絶品との評判です。
酢飯は軽めで、醤油を自分で塗るスタイルとなっています。
東京では20,000円以上するのでは?という声もあります。
料金:5,800円(税込6,380円)
華遊膳 【はなゆうぜん】
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五貫の寿司、巻物、天ぷら、酒肴、茶碗蒸し、味噌汁が揃った「華遊膳」
見た目も華やかで、ボリューム満点の一品です。
特に、タレが染み込んだホッキの旨味は絶品。
職人の技が光る、贅沢な寿司を堪能できます。に志づ可の味を凝縮した、食べ応え抜群のメニューです。
料金:3,300円(税込 3,630円)
ランチは予約していこう
に志づ可は人気店です。
予約をしないで行くと、満席で入れないということがあります。
事前に予約をしておくと安心ですね。
個人での予約は電話のみとなっています。
小樽にしづかの小樽駅からのアクセスについて
に志づ可は、JR小樽駅からは少し離れた場所に位置しています。
小樽駅から公共交通機関を利用する場合は、駅前のバスターミナルから3番のりば「おたる水族館行」に乗車し、「赤岩」バス停で下車してください。
小樽駅から赤岩バス停までは、約15分ほどです。
バス停からは、徒歩1分ほどで到着します。
小樽駅からタクシーを利用する場合は、約10分、料金は1,500円前後が目安です。
お店の横に、広めの無料駐車場が用意されているので、車で行く場合でも安心です。
「小樽」周辺のおすすめホテル
「小樽」の周辺には、素敵なホテルや旅館があります。
ホテル・トリフィート小樽運河
この「ホテル・トリフィート小樽運河」は、2018年オープンということもあり、館内は非常に綺麗で、モダンでありながらも小樽の歴史や文化を感じさせる、和モダンな雰囲気が漂っています。
特に、館内の随所に飾られた草花や、和を感じさせる装飾品は、旅の疲れを癒してくれると同時に、小樽ならではの雰囲気を演出してくれます。
また、一般的なホテルよりもリーズナブルな価格設定も魅力の一つ。
お財布に優しいのに、上質な滞在ができるのが嬉しいポイントです。
また、ホテル内は、お客様の利便性を考えた設計になっていて、エレベーターが2台設置されていたり、フロントやレストラン、大浴場など主要な施設が1階に集約されているので、移動もスムーズです。
ホテル全体が、細部までこだわり抜かれたデザインで、心地よい空間が広がっていると感じました。
このホテルの総合評価は「4.37」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「ホテル・トリフィート小樽運河」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
このホテルの紹介記事はこちら>>

ホテルノルド小樽
小樽運河の絶景を一望できる「ホテルノルド小樽」は、北海道小樽市の中心に位置する高級シティホテルです。
石造りを思わせる外観と、中央が吹き抜けになった独特の建築様式が特徴的で、小樽の歴史的な街並みと調和した佇まいを見せています。
このホテルの総合評価は「4.40」です。( 評価詳細は こちら>> )
部屋から小樽運河を見ることが出来ることで有名です。
また、「ホテルノルド小樽」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
このホテルの紹介記事はこちら>>

運河の宿 おたる ふる川
小樽の運河沿いに佇む「運河の宿 おたるふる川」は、明治・大正時代の面影を残す古き良き港町の雰囲気に包まれた、ノスタルジックな雰囲気が魅力の宿です。
重厚な木造建築と、運河を望む絶景ロケーションが人気です。
初めて訪れる夫婦にとっても、歴史ロマンに浸りながらゆったりと過ごせる上質な滞在になるでしょう。
小樽の旅を満喫するのにぴったりの宿です。
このホテルの総合評価は「4.73」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「運河の宿 おたる ふる川」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
このホテルの紹介記事はこちら>>

小樽にしづかの魅力とは?ランチ完全ガイドと小樽駅からのアクセスについてのまとめ
全国レベルの匠の技
にしづかの3代目店主、西塚周平氏は、日本料理コンペティションで優勝の実力を持つ寿司職人。その技は折り紙付きで、一貫一貫に情熱がこもった寿司を味わえます。
新鮮な海の幸
小樽の新鮮な海の幸をふんだんに使用。特に、毎朝市場で仕入れる旬のネタは絶品。シャコや北寄などの北海道らしい食材も楽しめます。
洗練された空間
店内は、落ち着いた和の雰囲気でありながら、モダンで洗練された空間。カウンター席からは、職人の手さばきを間近で見ることができ、ライブ感も満喫できます。
おすすめのランチメニュー
- 楽味(たのしみ): シャコや北寄など、贅沢なネタが盛りだくさん。東京では2万円以上すると言われるほどの豪華さです。
- 華遊膳: 寿司、天ぷら、茶碗蒸しなど、様々な料理が楽しめるボリューム満点のメニュー。
アクセス
JR小樽駅からバスで約15分、徒歩1分。お店の横に無料駐車場も完備されています。
予約について
人気店のため、特にランチタイムは予約がおすすめです。電話での予約のみとなります。
お寿司屋さん「に志づ可」と周辺のおすすめホテル情報をご紹介しました。
小樽「にしづか」を訪れる際には、ぜひホテルに宿泊して小樽周辺の観光も楽しんでください。
見どころがたくさんある街なので、きっと素敵な思い出ができると思います。




ANA楽パック
JAL楽パック
JR楽パック

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